2013年12月6日星期五

“定位置”奪還へ!谷口徹が激闘制しプロナンバー1に輝く




2010年05月16日18時10分




リーダーズボード
順位 選手名 スコア優勝 谷口 徹 -10
2 平塚 哲二 -9
3 藤田 寛之 -7
4 上平 栄道 -4
5 片山 晋呉 -3
6 高山 忠洋 -2
深堀 圭一郎 -2
横尾 要 -2
9 富田 雅哉 -1
池田 勇太 -1


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3度目のメジャーを獲得した谷口徹(左はPGA松井会長)(撮影:米山聡明)








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日本プロゴルフ選手権 日清カップヌードル杯 最終日>◇16日◇パサージュ琴海アイランドゴルフクラブ(7,060ヤード・パー70)

 「今日は絶対に持って帰る」未だ手にしたことのない日本プロのタイトルに並々ならぬ意気込みで迎えた最終日。その攻めの気持ちが乗り移ったかのような気迫のゴルフは、この日も1万人を超えたギャラリーに凄みすら感じさせた。国内男子メジャー初戦「日本プロゴルフ選手権 日清カップヌードル杯」の最終日。谷口徹平塚哲二を振り切り、2度の日本オープン制覇に続く3度目のメジャーチャンピオンに輝いた。

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 首位タイスタートの谷口、平塚は共に序盤にスコアを落とすも、中盤にかけ共にバーディラッシュ。谷口が伸ばせば平塚が食らいつく、一進一退の激しい攻防を繰り広げる。後半10番、12番でバーディを奪った平塚に対し、谷口は13番、14番と気合いの連続バーディでリードを奪い返すと1打リードを守ったまま勝負は最終ホールへ。先にバーディパットを外した谷口に対し、決めればプレーオフという平塚のバーディパットは惜しくも外れここで激闘は決着。「つるやオープン」ではプレーオフで敗れた藤田寛之にもきっちりリベンジを果たし、完璧な今季初優勝。生涯獲得賞金12億円突破のおまけつきだ。

 石川遼を筆頭とした若手の台頭がめざましい日本男子ゴルフ界。ベテランの域に入りつつある谷口もその影を薄くしていたことはいなめない。子供も産まれたこともあり、ゴルフへの情熱は知らず知らずのうちに失われていた。しかし42歳を迎えた今年、かつての賞金王にゴルフへの情熱が戻る。「やれる期間は短いし、あとでやっとけば良かったと思わないように」このオフの合宿では松村道央岩田寛山下和宏らを引き連れ精力的にラウンド。「試合並みに真剣にやりました。コテンパンにしたんで彼らは僕と回ったら勝てないというのを良く分かったと思いますよ」と笑って振り返ったが“まだまだ若手には負けない”という自信が言葉からにじむ。

 さらに今秋に産まれる予定の第2子もモチベーションの1つとなっている。「なんとか分かるようになるくらいまではゴルフをしたい。昔はすごかったとか言われるのはかわいそうでしょ」子供が成長した時に父親の雄姿を見せるために、次なる大きな野望は永久シード獲得。「これで(永久シードの25勝まで)あと9回か。とうとう1ケタ。カウントダウンに入ったんで何とか達成したいね」と更なる勝ち星獲得に意欲は十分だ。

 「今年は定位置に戻るという気持ちできた」“定位置”とはもちろん昨年は18歳に明け渡した賞金王の座。07年以来の日本の頂点奪還へ、この日本タイトルはその第1歩目にすぎない。

【最終結果】
優勝:谷口徹(-10)
2位:平塚哲二(-9)
3位:藤田寛之(-7)
4位:上平栄道(-4)
5位:片山晋呉(-3)
6位T:高山忠洋(-2)
6位T:深堀圭一郎(-2)
6位T:横尾要(-2)
9位T:富田雅哉(-1)
9位T:池田勇太(-1)

45位T:尾崎将司(+9)他3名

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